1987-07-02 第108回国会 参議院 農林水産委員会 閉会後第1号
もちろん政府が尊重される立場にあります審議会の報告等には価格政策に加えて構造政策及び関連の制度問題にも言及されてありますが、制度の改廃にいたしましても需給実態と密接な関係にあり、また需給そのものが自然を相手にしたいわゆる天候によって大きく左右される原始産業でありますこと、構造政策にいたしましても短期に解決できるものではありません等極めて困難でありますだけに、どうしても価格問題がひとり歩きすることになるのではないか
もちろん政府が尊重される立場にあります審議会の報告等には価格政策に加えて構造政策及び関連の制度問題にも言及されてありますが、制度の改廃にいたしましても需給実態と密接な関係にあり、また需給そのものが自然を相手にしたいわゆる天候によって大きく左右される原始産業でありますこと、構造政策にいたしましても短期に解決できるものではありません等極めて困難でありますだけに、どうしても価格問題がひとり歩きすることになるのではないか
これはやはりいずれの国も同じと思いますが、国の初めは農業から興っておるのでありまして、いつの時代になりましても農業という産業の持つ——その国の経済開発あるいは地域の経済を安定させて環境を保全するとかいう、生活をいわゆる津々浦々に至るまで維持していくのはやはり農業あるいは水産という原始産業が持っている、私はこのように考えております。
) 農政が後退したということは、他産業と比較してやはり結局は農民所得の伸びが落ち込んでおるという結論になるのでしょうと思いますが、その点は先ほど申し上げましたとおり、やはり景気のいいときは農村漁村が悪くて、一般の鉱工業従事者その他給与生活者がいいんですから、景気が非常に極端に悪くなると昔から農村は非常に暮らしがよくなる、こういうことが言われておったことは事実でありまして、いまでもやはり農林漁業、原始産業
こういった漁業基本法の制定といったようなものもこれからの農林水産省の仕事として、農業に対するに漁業、非常に立ちおくれた原始産業的な形態を残している漁業、それからまたいまのオイルショックの中で、近代化の中で立ちおくれていく漁業、これに将来の日本の食糧確保という観点からの展望をひとつこういった漁業基本法制定のような考え方の中でつくれないものか、こういうふうに思うわけでございますが、この点、いかがでございましょう
私は、弱者救済が叫ばれて、このインフレの中で非常に苦しんでおる年金生活者や、あるいは中小零細企業者や、あるいは原始産業で苦しんでおる農林漁業の人たちのことが心配されておるときでありますだけに、一種の私は、農業者からの収奪ではないかとすら思うわけであります。で、加入者の意見をどのようにお聞きになって、こういうことになりましたか。
しかしながら、依然として蚕を飼っておる農家は四十万戸、これらはいわゆる山林農家ですか、山林の分野の戸数あるいは漁業、これも大体似たようなもの、それだけの原始産業におけるウエートは保っておるのでございまして、非常に大ぜいの人がこれに関係をいたしておる。いわんや、それから生糸になり、あるいは織物になりという過程まで含めますと、これは関連する人たちの数は非常に大きなものだと思います。
いま先生もおっしゃったような生産性の向上のメリットが考えられない中小企業、それから原始産業等におきましては、この労賃の値上がりを克服するためにはどうしても製品の値上げに期待せざるを得ない、こういう悪循環が相当激しく起こっているといわれているわけであります。
したがって、この辺が農業と同じ原始産業といわれながらも、農業と根本的に違うのが漁業の性格でございます。したがいまして、いまもお話がございましたように、漁業の中で特に魚類の中で広く回遊する魚を目的とする漁業につきましてはいろいろと漁場が競合し合うというのが漁業の性格でございますし、またそれが一つの宿命かと思っております。
さらにまた、今後の問題といたしましては、われわれは原始産業の谷間にあって努力をしておる漁民等に対しましても、政府においては十分この措置を検討いたしまして、すみやかに漁業者あるいは林業者等についても、わで党が提案いたしました農民年金制度と同一水準の年金制度がすみやかに実現しなければならぬということを考えておるわけであります。以上、村田議員の御質問に対しましてお答えをいたします。
ただいま先生のおっしゃいました特損法なるものは、無過失責任に伴うところの補償、米軍の行為に伴う補償金によって処理するということで、先ほど私が申し上げましたところの補助金あるいは飛行場周辺の民家の移設あるいは民生安定施設に対する助成金、こういったものは、米軍並びに自衛隊の施設の周辺に対してそういう措置をするということでございまして、この特損法によって補償しておる事案につきましては、ある程度範囲は原始産業
この趣旨をよく尊重されまして、各関係当局とも連絡をとられ、いやしくも独断百行、物価値上げに拍車をかけ、国鉄みずからが貨物輸送の仕事をそっくりとは申しませんが、奪われておる現状も反省されまして、また原始産業の農林漁業畜産等に対して現在の基礎運賃の値上げはもちろん、政策等、運賃割引制度は現行制度を保持せられるよう強く要請をいたします。
しかし、最近、年々一〇%以上の米価引き上げを続けておりますが、私は、あくまで農業という原始産業は保護政策を前提とするという論者であります。これを前置きにしてお尋ねしたいのですが、一〇%前後の米価引き上げを今後十年間続けていきますと、食管の赤字は二兆円になります。五十キロ当たり五万円という数字が出てくるわけでございます。
なかんずく原始産業たる農業と一部の小企業の所得が低いために、このような惨たんたる統計が出ておることは御案内のとおりでありますが、貿易の振興ということが戦後国民生活を引き上げた最大の功績である。この一点からしますると、当然今後も国民生活をさらに引き上げるという政治目標を追求するためには、どうしても貿易の振興以外にはない。
何といいましても原始産業であります農山漁村の生産維持あるいは培養というものは国家の基礎をなすものでありまして、高度工業国家としての日本が隆々たる進展を遂げつつありとしましても、その基本をおびやかすことは、これは絶対に文化国家のなすべきことではないと私は信じておるのであります。したがいまして、先ほど私の前の参考人の方のお話にもございましたように常に海は清澄であるべきである。
次に、このような恵まれない事情のうちに漁協が果たしてきた活動成果を申し添えますが、前述のような結果、沿岸は、原始産業である農業の行き届いた程度の国家的施策はほとんど貧困であり、漁港築設以外は、当面漁協の活動によるものを除いては特に見るべきものがない実情でありました。
やはり一般の中小企業に関する一連の施策を見てみますと、一般的にいたしますと非常に水準の低いものになりますし、水産業と他の中小企業を比較いたしました場合に、やはりこちらは原始産業でございますので、現在におきましても一般の中小企業対策よりは比較的いい形をとっているように思うわけでございますが、それでも不十分だということで、さらに手厚い援助をいたすといたしますれば、このような形でしぼらざるを得なかったわけでございます
○久宗政府委員 全く同感でございまして、ああいう原始産業でございますので、今日までの漁港関係から申し上げますと、漁港の施設もさることながら、そこにおきます漁民生活の問題がございますために、どうしても焦点がしぼりにくいというような問題もございまして、やや総花式になって、かつ、時間がかかるという問題がつきまとわざるを得なかったように思うわけでございますが、御指摘のように、現在の計画の中でも、考え方としては
もう一つは、その生産資材を投入して生産された、いわゆる農林水産物の消流の場合、当然これは生産地から消費地帯に輸送して、そこで販売するということになるわけでありますから、この生産された、いずれも原始産業ですから、いわゆる第一次産品ということになるわけでありますが、その重量とか容積の割合に比較して非常に価格の安い、こういう農林水産物の消流面に与える輸送上の負担というものがどういうような変化をもたらすか、
申し上げるまでもなく、現在の蚕糸は原始産業でありまして、米と同様なる過程に立った養蚕飼育方法をやっております。でありますから、こうなってまいりますと、いわゆる人件費、労働賃金の高低によっては生産費に大きな相違を来たすわけでありますが、そういう点についての今後の御指導を、生産過程による指導という点に重点を置いてもらわなければならないと考えるのであります。
というのは、私の質問は、繰り返しませんけれども、農林漁業の総合的な被害、これは、国民は農業なら農業だけやっているという人はむしろ珍しいので、何がしか原始産業の一つか二つを兼業していますよ。その兼業している三つを合わせれば第二種兼業というものにはならない。
その次の適用事業所の問題につきまして、原始産業その他で除外されておるのがございます。大体五十四万人ほど除外になっております。これらにつきましてはできるだけひとつ入れてまいりたい、前向きで検討いたしております。 なお、十二条の日雇い、出かせぎ者の関係につきましても、これも前向きでひとつ入れてまいりたい、かように考えております。